東洋の自然と神秘をともに感じ、ともに楽しむ、五感すべてが満足できる様々な体験ができる伝統医療ツーリズムが注目されています。
陰陽五行を味わえる東医宝鑑および伝統医療の素晴らしさを体感できるということで人気が高いことで知られています。
死ぬまでに人生で一度は訪れたい世界のパワースポットの20選に選ばれ話題になった癒しのスポットです。
https://retrip.jp/articles/2952/
韓国で最もパワーが集う場所として知られています。
韓国・慶尚南道山清(サンチョン)郡。人口約3万6000人で、韓医学の発祥地として知られ、 山清では2013年に「世界伝統医薬EXPO」を開催。
この韓方に使われる野薬草は、韓国ではここ、山清郡の智異山麓で採れるものが最もすばらしいと言われてきました。
名医と伝統韓方の源流として知られている街です。朝鮮半島の医学は韓方とも呼ばれ、李氏朝鮮時代に特に発展し多くの医学書が書かれました。 日本においても医師が渡来し、中国医学と並び日本の医療にも大きな影響を与えたと言われています。
中でも、ホジュンの「東医宝鑑」は当時の明からの医学が多く取り入れられていく中で、 朝鮮半島の環境や病理に即した形での朝鮮医学、 ひいては東アジアの医学を体系的に整理するため16年の歳月をかけて作られ世界中の医療関係者から珍重されました。
当時使われていた様々な書籍から引用されているため韓医学の百科事典とも言われ、 すべてに引用文献を記し、編集しながら再解釈したという点でもその文化的価値が認められ、 2009年に初版本が医学書籍としては初めてのユネスコ世界遺産に認定されました。
自然が多く残る山清には、特に多くの野生植物が生息し、薬草を取り入れた薬膳料理も様々伝えられてきました。
紀元前3世紀頃、秦の始皇帝は方士の徐福に長生不老(不老不死)の霊薬を探してくるよう命じました。そのことについて記した司馬遷の「史記」によると、徐福は東方の三神山に霊薬を求め旅に出ます。そしてついに探し当て持ち帰ったものは高麗人参であったと伝えられています。その時代、高麗人参は畑で栽培されていなかった時代ですので、その高麗人参や山で育つ山参:サンサムと言われています。山参:サンサムがとれる三神山は金剛山,漢拏(かんな)山とともに三神山の一つとされています。
山で育つ山参は長寿の植物 山清は草本の植物では一番長く生きる植物で、約100~200年というのが定説です。
山参は地質時代の残存植物です。山参は花を咲かせる顕花植物で、植物学上はウコギ科に属します。野菜の人参はセリ科なので違う種類の植物です。 その発生起源は3500年から1億年前と言われています。
飲みすぎはなく、腸内細菌と共生する高麗人参は、無毒で副作用がない上品(上薬)の代表ですが、高麗人参の歴史はなんと今から4000年から5000年も昔からあります。昔から王侯貴族に珍重され日本に伝わったのは2000年前です。日本には朝鮮通信使から天皇への貢ぎ物とし献上されました。 徳川家康も肌身離さず高麗人参を持ち歩いていたのだという言い伝えがあります。徳川家康は漢方に精通し、自分自身の健康管理に気を使っていた武将として知られていて長寿であったということでも有名です。
南北朝鮮の聖地ともいわれる「白頭山」の山頂にあるカルデラから発せられる、強いエネルギーが智異山の峰に昇ると言い伝えられていることが由来しています。山参は山清の自然の恵みを四季を通じて何年もかけてゆっくりと成長します。
韓国ドラマ『ホ・ジュン』好きなら訪ねてみたい“山清・東医宝鑑村”です。
2013年国際和合医療学会において伝統医薬山清ツアーを開催しました。
その他、不定期にツアーを開催しています。お問い合わせは下記へご連絡ください。
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